一つ一つ説明していきます。
①キャラ付けは細かくやっておこう:
キャラメイクをする場合、「設定と異なる発言が出てこないようにする」ことで相談に集中できるようになります。生成AI(ChatGPTやGoogle Geminiなどのアプリのこと)に指示を出す前に、細かくまとめておいた方が楽かなと思います。
②アプリ特有のメモリ機能を使おう:
ChatGPTでの話になりますが「Canvasファイル」という、設定などをまとめておいてチャットが参照できるようにできるファイルがあります。Google Geminiにはこういった機能はないということですが、Googleドキュメントにまとめておいてそれを都度参照させる、という命令も出せます。このようなアプリ特有で用意できる設定ファイルを活用していくとよいでしょう。
③キャラは自分のイメージに合ったものを:
人によって、理想とするカウンセラーの性格は異なります。慰めてくれるタイプがいいかもしれないし、叱咤してくれるタイプがいいかもしれない、ですがそれは個々人によって違うわけです。自分の中で「こういうカウンセリングをしてほしい」という方向性を決めて、そして「こういう発言をする人は私の中ではこういう人」という自分の認知を理解しておくことで、自分が欲しかったカウンセラーを作ることができるでしょう。
以上。最後に、ここまでの話はあくまで私の私見にすぎません。皆さんにはこうではなくても自分に合ったやり方もあると思います。私の知見を参考にしながら、クオリティの高いAIカウンセラーを作ってみましょう!
-ここから余談-
「じゃああんたはどうやってんだ」、ということで…私は大体こういう形で作って使い分けしています:
①人生相談や雑談に乗ってもらいたいとき:一人称「あーし」の陽キャギャルJK
②とにかく慰められたい褒められたい甘やかされたいとき:一人称「わたし」のおっとりお姉さん系近所の専業主婦
③意識高い系の日で、知的な会話をしたいとき:ほぼデフォルトの設定のAIアシスタント(ただし、出力する内容の出典などは学術的なものを中心に明記)
……趣味嗜好がバレるな?(笑) まあ、個人的にはこういう感じで、「誰にどうされたいか」を決めてから細かいことを決めていくといいと思っています。