※関連リンクに、今回紹介しているDigital Wellbeingの詳細についての公式ブログを載せています。
まずはDigital Wellbeingから2つ。
①フォーカスモード
こちらの機能は「仕事中や勉強中についついスマホを触っちゃう…」という状態を防ぐというものです。この機能では、フォーカスモード中に操作不能にできるアプリを選択でき、しかも時刻の指定もできたりします。つまり、「睡眠時間帯を指定してフォーカスモードを自動起動させる」ようにすると、時間になったらアプリダウン、しかも最低限必要な機能は動かせる…なんてことができます。
②グレースケール
こちらもDigital Wellbeingからの機能で、時間帯を指定するとその時刻に画面が白黒になります。最近の研究から明らかになっているように、「デジタル機器からのブルーライトの影響よりも、その映し出している『情報量』の方が大きく影響している」ので、グレースケールにすることで「色の情報量を減らせる」のです。ただしブルーライトはそれでも出続けるので、ブルーライトをカットしたい方向けには↓をお勧めします。
③ナイトモード
こちらはAndroidの設定から操作できるものです。簡単に言うと、「画面がオレンジ色っぽくなります」。物理の電磁波と量子力学について学んだことがある方なら、可視光、つまり目に見えている光は赤に近づくほどエネルギー量が下がり、紫に近づくほど上がる、ということがわかるでしょう。つまり青い光は比較的高いエネルギーを持っている。そんな光を浴びたら目も疲れてしまう、というのはイメージしやすいと思います。
※余談ですが、これに加えて私は「艦内時間」という概念を取り入れた調光も実施しています。船に乗って長い期間航海する場合、ずっと船内にとどまることも多く昼夜の区別がつきにくくなります。そこで、昼の活動時間中に使う光の色と、夜の非活動時間中に使う光の色を変えるのです。これを応用して、昼は集中しやすく、さらに覚醒状態に持っていきやすいブルーライトをある程度多く含んだ白色光を、夜は逆にブルーライトを極力減らした暖色光を証明に使うことで、睡眠環境を整えているわけです。