困りごと
自己肯定感が低くなる原因に関しては、人(いわゆる障害を持っていない人)と比べることにより起こるものが多くあります。たしかに発達障害を持っている人はコミュニケーションが苦手、不器用、言語などの定着が遅いなどの特性があります。これらそのものが人と比べて劣っているという劣等感や、これらに起因して例えば学校の成績が悪い、就職ができないなどにより、自己否定感が強まってしまうという方もいるのではないでしょうか。
じぶんの対策
ニューロダイバーシティという言葉があるように、これらの特性をあくまでも多様性であると捉える考えも出てきていますし、発達障害を持っている人が考えがち(少なくとも私はそうなのですが)な、人より劣っているということだけでは決してないと最近考えるようになりました。
私は発達障害を持っていますが、すきなことになると高い集中力を発揮し、探求し、より深い理解を得ようとするという特性があります。私の好きなことは音楽なのですが、文字通り寝食を忘れて作曲に没頭して、アイドルグループなどから作曲依頼をいただいたこともあります。
苦手を減らしたり、発達障害でない人と比べることはとてもつらくなりがちです。もし好きなこと、得意なことがあるのならば、それを伸ばし、それを人生の糧にするのもいいと思い、自分の対策として書きました。
配慮・調整
不安感は不安症を患っていることもあり、この対策では完全には治りません。また不安が始まったら、自分が不安であることが分からずにそのままずるずると負のスパイラルに陥ってしまう場合もあります。私の場合は(前回と被ってしまうのですが)、近しい人に状況を説明して、今日の体調はこうだ、こう工夫をしているなど話すことで状況を整理しています。
配慮があった期間
生活・一般
就労移行支援・自立訓練(生活訓練)
コメント